江東区では20歳〜70歳まで5歳ごとにおとなの歯科検診をご案内しています
おとなの歯科検診は無料です
歯周病危険年齢世代(20代後半−60代)は歯周病の進行が早いとされています。初期の発見・治療で重度の進行をふせぐことができます。江東区と江東区歯科医師会では、各ご家庭に無料の受診券シールをお送りしています。対象者は20歳〜70歳で5歳刻み、江東区内に在住の方となります。この機会にぜひ、おとなの歯科検診を受診していただき、虫歯や歯周病の早期発見と治療に取り組んでいただければと思います。
検診でどんなメリットがあるの?
むし歯
初期のむし歯はご自身ではなかなか気付きにくいものです。重症化して痛みが出る前に、おとなの歯科検診で発見しておくことが早期治療に役立ちます。
歯周病
口臭は歯周病の兆し。自分では気づきにくい口臭。あなたの周りの人は迷惑しているかもしれません。
その他
顎に違和感を感じていても、どこの科に相談に行けばいいかわからない。そのまま、放置して重症化する・・そんなパターンをお見かけします。顎関節や粘膜、歯並び、そのほかお口の中の事で気になる事の相談をお聞きいたします。
上記のような口腔内の様々な病気の初期発見に繋げることができ、無料で検診を受けることができます
初期症状を発見することによって
早期の段階では自覚症状の出にくいむし歯や歯周病を早期に判断することにより、重症になる前に対処が可能となります。口腔内の健康を維持するため、そして健康な口腔でよく噛んで元気に食事ができること。最終的にはそれが「健康長寿」へと繋がっていくのです。
歯周病について
歯の表面に付着したプラークや歯石に含まれる歯周病菌が、歯肉にダメージを与え、歯肉と、歯を支える骨(歯槽骨)を損なう病気です。成人が歯を失う原因の半分以上は歯周病が原因になっています。
様々な全身疾患の悪化要因にもなっていることが近年明らかになってきています。
口腔内の健康と健康長寿
歯周病菌の刺激により動脈硬化が進行することがわかってきています。動脈硬化は心筋梗塞を引き起こします。また、歯周病を抱えていると脳梗塞のリスクがそうでない人に比べて2.8倍になるとも言われています。
歯周病と糖尿病の関連性の大きさも以前から言われていることでもあります。
残存歯数が多い人は健康
歯が20本未満の人は、認知症のリスクは1.9倍!転倒のリスクは2.5倍。また、妊婦さんも歯周病は悪化しやすいと言われています。歯周病になると、低体重児出産のリスクが4.3倍になることもわかっています。
おとなの歯科検診で早期発見をして効果的なケアをすることが重要です。